「デジタル地図用語集」解説文について

1.解説の作成
日本地図学会・地図用語専門部会が選定した「デジタル地図用語」について、地図の作成、利用、教育等において用語の適正な利用を図ることを目的に用語の解説を作成した。なお、解説の作成に当たっては、国土地理院、海洋情報部および各分野の専門家に原案を執筆していただき、当専門部会で、表現、関連する用語間の記載内容等の妥当性を審議した。

2.解説の記載内容
@ 番号:デジタル地図用語集の「avを記載した。
A 用語:デジタル地図用語集の「用語」及び「同義語」、「関連用語」を記載した。
B 読み:デジタル地図用語集の「よみ」を記載した。
C 原語:デジタル地図用語集の「原語表記及び略語」を記載した。
D 解説:「3.解説文の記述方法」により、用語の解説を記載した。
E 備考:解説文中とは別に特に説明が必要な場合等に記載した。

3.解説文の記述方法
@ 解説文の記述方針
  文章はできるだけ簡潔で平易な表現に努めた。文字数の制限により説明が困難な場合は、専門用語を使用することもやむを得ないとした。
  使用する専門用語は、本「用語集」及び『地図学用語辞典・増補改訂版』1998の用語を優先使用した。
A 引用文献及び引用論文の記載
  解説文の記述はオリジナルを原則とした。
  やむを得ず本文中に一部を引用する場合は、引用部分を「 」でくくり、「 」の末尾に上付きで引用文献の番号を記入し、備考欄に引用文献を記載した。
    記載例:「国際間で共通に用いられる地球上の位置の座標系」(1)
         (1) 『地図学用語辞典・増補改訂版』日本地図学会(1998)
B 採用用語の表示
  解説文中に本「用語集」の採録用語、同義語、関連用語を使用する場合は用語の末尾に*(上付き)を付した。(例)ジオコーディグ*
  ただし、「記号」、「縮尺」等頻出する一般的な用語については省略した。
C 漢字使用の範囲
  使用する漢字は常用漢字を原則とした。
  ただし、常用漢字以外の表記が一般に定着している場合は、常用漢字以外の漢字を使用しても差し支えないものとし、難読、誤読の恐れがある場合は読みを付した。
D 外国語の表記
  用語の原語を外国語で表記する場合は、英語表記を原則とした。
  ただし、これにより難い場合は定着している原語によることとした。
  英語以外の外国語を原語とする場合は、原語の末尾に(独)ドイツ語、(仏)フランス語のように言語の種類を略記した。
E 外国語の日本語表記
  原語が外国語で日本語表記を原語の発音とする場合は、カタカナ表記を原則とした。
  カタカナ表記は、内閣告示第二号(外来語の表記)を原則とし、元の英語が“ar”、“er”、“or”で終わる場合は、長音記号「ー」を付した。
  ただし、省略することが慣用化している場合は省略してもよいとした。
F 数字の表記
  数字はアラビア数字を用いることを原則とした。ただし、漢字表記が慣用化している場合は、漢数字を用いてもよいとした。
G 年号の表記
  法律で規定されている年号は和暦とし、その他の年号表記は西暦を原則とした。
H 複数意味の用語
  1つの用語に複数の意味がある場合は、(1)、(2)、・・・のように異なる意味ごとに番号をふり、それぞれの意味を解説した。
I 記号
   同義語・関連用語等については、用語の先頭に以下の記号を付した。
  〔同〕:同じ意味を示す別の用語
  〔⇔〕:意味は異なるが、対応関係あるまたは関連の深い関連用語
  〔廃〕:過去に使用された経緯があるものの、現在はほとんど使用されていない用語
    / / :用語中の / / 内の文字は、省略してもよいことを示す。


【解説文の執筆者】(50音順)
  岩井 雅彦、植田 勲、打上 真一
  菊池 眞一、栗栖 悠貴
  酒井 拓也 、山後 公二、須賀 正樹、瀬戸 寿一
  田中 博幸、出口 智恵
  長井 俊夫、中島 円、中田 昌吾、中野 一也、夏目 宗幸、中南 清晃、中村 和彦、根本 裕樹
  長谷川 裕之、羽田 康祐、早坂 寿人
  政春 尋志、森田 喬


【審議に参加した部会員等】
  有川 正俊、稲垣 秀夫、今井 健三(主査)、岩崎 昇一、遠藤 宏之、
  菊池 眞一、
  齋藤 忠光、猿谷享子、
  塚田 野野子、
  中島 円、中野 一也、中村 和彦、
  羽田 康祐、菱山 剛秀(副主査)、藤沼 邦雄、
  政春 尋志、向山 潔