「デジタル地図用語集」中間成果の意見募集

 デジタル地図用語集の中間成果は、会員から広くご意見をお寄せいただき、リストの修正、追加等を行ったうえで、各用語に解説を加え、最終成果として取りまとめ、正式に一般に公開する予定である。

 このたび、2018年度末までに審議を済ませた用語について、審議の中で修正したリストとともに公開することにした。
「デジタル地図用語集」中間成果(HTML)の表から用語をクリックすると解説が表示されます。

 地図用語専門部会では、引き続き地図用語の適正な選定と普及に取り組んでいきたいと考えているので、地図作成、地図表現、地図教育、地図利用をはじめ、地図に関わる周辺分野に関心のある会員諸氏の当部会への積極的な参加をお願いしたい。

「デジタル地図用語集」中間成果(HTML)  機関誌「地図」Vol.55 1 2017掲載 中間成果(PDF)

【中間成果に対するご意見の提出について】
送付方法:Eメール
記入事項:意見提出者の連絡先(氏名,メールアドレス又は住所),中間成果の箇所(用語,項目),意見の内容
送付・連絡先:地図用語専門部会主査 今井健三
Eメール:term@jca-tc.net


【中間成果の編集方針】

@中間成果の項目
用語:関連文献・論文,報告書,作業規程等から抽出した用語を対象とし,意味が同一で日本語と外国語が存在する場合は日本語を優先することを原則とするが,外国語を含め広く一般に定着している用語がある場合は,定着している用語を優先する。用語の並び順は「読み」の五十音順とした。

読み:「ひらがな」で表記した。

原語:英語で表記することを原則とし,一般名詞は先頭小文字,固有名詞は先頭大文字とする。ただし,表記が定着している用語はそれを尊重する。
なお,原語が英語以外の用語の場合は,国名をカッコ書きで略記した。
例.フランス語(仏),ドイツ語(独)
原語がない場合または不明な場合は空欄とした。用語が略語のものは,原語の欄に,「略語:フルスペル」で表記した。

同義語:同じ意味で使用されている用語とした。
例.「ポリゴン」→「面データ」

関連用語:用語の理解に必要なものに限った。
例.「ポリゴン」→「ベクタ/データ/」

カテゴリー:表1に示す「デジタル地図用語カテゴリー分類(案)」による。

A外来語の表記
内閣告示第二号(外来語の表記)を原則とした。

B長音記号の表記
Aの外来語表記を原則とするが,慣例により表記が定着している場合は慣例の表記を優先し,慣例が分野により異なる場合は原則によることとした。

C表示順
読みの五十音順とした。

D解説の作成
各用語について、専門分野の人及び機関に依頼して解説を作成した。
作成した解説については、専門部会で用語間の整合性を確認し、不整合箇所を調整した。
解説の説明および執筆者

その他,同じ用語でも他分野では異なる使われ方をしている場合は,地図学の分野における使われ方を基本に取りまとめた。
また,総描や地図投影に関する用語など,他分野の技術者,研究者にとってデジタル地図用語を補完する上で必要と考えられる基礎的な地図用語も含めることとした。